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Common Digestive Symptoms

消化器・胃腸の症状

Malnutrition

食事摂取減少

What It Is

食事摂取減少とは

食事摂取量減少は、以下の3つに大別されます。


1) 食欲不振

食物を摂取したいという生理的欲求が低下あるいは消失した状態を指します。

「食欲がわかない」「お腹が空かない」「食事がおっくうに感じる」などがこれにあたります。


2) 早期満腹感

ほんの少量の食物を摂取しただけで満腹感が生じてあまり食べられない状態です。


3) 恐食症

食欲はあるものの、食物摂取に伴う苦痛(食後の腹痛や嘔気など)を恐れて食物を摂取しない状態です。



食欲不振などによる食事摂取減少は、様々な疾患の症状のひとつとして現れることがあります。食事摂取量に低下が続くと摂取カロリー不足から栄養は偏り、体重減少や免疫機能の低下を生じて、新たな疾患の原因になります。人間は食べて生きていく生き物です。「食べられない」状態は楽しくなく、生活の質を低下させます。

消化器内科を受診し、原因を突き止め治療を受けることは重要です。早めに当院までご相談下さい。

Symptoms

食事摂取減少の症状

~このような症状はありませんか?~


  • 2〜3週間以上食欲がわかない

  • 食欲不振が続いて体重が減少してきた

  • 食事がおっくうに感じる

  • 食事を忘れてしまう

  • 食べ物が美味しくない(味がよくわからない)

  • 偏食である

  • 少しの量ですぐにお腹がいっぱいになってしまう

  • 胃痛や腹痛が原因で食欲がわかない

  • 食後に嘔気や胃もたれがあるため食欲がわかない


Causes

食事摂取減少の原因

食欲不振の原因は様々で、消化器疾患から感染症やホルモンバランスによる消化管運動機能の低下、生活習慣やストレスによる自律神経のバランスの乱れにより起こります。

早期満腹感は胃容量の減少や胃の出口の狭窄よって生じ,亜全摘術後の胃や進行胃癌、胃潰瘍や十二指腸潰瘍で認められます。恐食症は食道潰瘍や消化管の虚血で認められます。



食欲不振

  • 消化器疾患

    食欲不振は、慢性胃炎や胃・十二指腸潰瘍、胃がんや大腸がんなど、後述する消化器疾患で現れることが多いです。

  • 感染症

    風邪やインフルエンザで食欲不振になることもあります。

  • 甲状腺機能低下症

    甲状腺ホルモンの分泌が低下すると、食欲不振になることあります。その他にも、全身の倦怠感、無気力、便秘などの症状が現れる場合があります。

  • 生活習慣の乱れ

    過度な飲酒・運動不足・睡眠不足などの不規則な生活を送ることで自律神経が乱れ食欲不振の原因となります。

  • ストレス

    ストレスにより胃腸の働きに密接に関与する自律神経のバランスが乱されると、胃酸の過剰分泌や 胃や腸の働きの低下を招きます。その結果、食欲不振が生じます。

  • その他

    電解質異常(亜鉛など)や薬の副作用で食欲が低下することもあります。



早期膨満感

  • 胃の手術後
  • 胃の出口の狭窄・閉塞


恐食症

  • 消化器疾患

Disease

食事摂取減少を引き起こす疾患

病態

原因

食欲不振

消化器がん(食道がん、胃がん、大腸がん、膵臓がんなど)

慢性胃炎

機能性ディスペプシア

早期膨満感

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

胃がん

恐食症

逆流性食道炎・非びらん性胃食道逆流症

慢性胃炎

胃潰瘍・十二指腸潰瘍

機能性ディスペプシア


がん

食道がん、胃がん、膵臓がん、大腸がんなどの消化器系のがんでは、食欲不振の症状を起こすことがあります。がんの病変が大きくなり内容物の通過を妨げることで生じる場合もありますが、大量の炎症性サイトカインによって消化管の機能不全が生じ、それによって食欲不振を起こす場合もあります。胃がんでは進行して胃の出口の狭窄を起こすと胃内容物が停滞し、早期膨満感の原因となります。


慢性胃炎

Examination

食事摂取減少の検査・診断

食事摂取減少の原因が消化器疾患の可能性を考え、医師が必要と判断した場合には、内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)等を行い、より正確な診断をします。


胃内視鏡検査(胃カメラ検査)

食事摂取減少がある場合は胃カメラ検査を受けていただくことをお勧めします。実際に食道、胃、十二指腸に原因があるかリアルタイムに確認が可能です。検査中に病変が見つかった場合、そのまま組織を採取して病理検査を行い、確定診断をします。

内視鏡は経鼻か経口、どちらか選択が可能です。当院の内視鏡検査は消化器内視鏡専門医が担当し、検査には鎮静剤を用いるため、半分眠ったような状態で苦痛を最小限に抑えられます。胃カメラ検査に抵抗がある方は当院まで、お気軽にご相談ください。


胃内視鏡検査(胃カメラ検査)の詳細はこちら



大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)

慢性的な食事摂取減少に対しては大腸カメラ検査が有効です。お尻から細長いスコープを挿入し、先端のカメラで直腸から盲腸までの全大腸の内部を直接観察する検査です。粘膜の状態を詳細に観察し、ポリープ、炎症、腫瘍などの発見が可能です。

検査中に病変が見つかった場合、そのまま組織を採取して病理検査を行い、確定診断をします。大腸ポリープはその場で切除する日帰り手術が可能です。

当院の内視鏡検査は消化器内視鏡専門医が担当し、検査には鎮静剤を用いるため、半分眠ったような状態で苦痛を最小限に抑えられます。


大腸内視鏡検査(大腸カメラ検査)の詳細はこちら



腹部超音波検査(エコー検査)

胃カメラ検査や大腸カメラ検査、レントゲン検査では確認できない箇所を調べることが可能です。肝臓やすい臓、胆のう、腎臓などの観察に向いています。

痛みを伴わないため、患者さんの負担が少ない検査方法です。

お気軽にご相談ください。


Treatment

食事摂取減少の予防・治療

まずは食事摂取量の低下や体重減少が始まった時期、飲んでいるお薬など、詳細な問診と診察を行います。その後必要な検査を行い、原因を特定します。

原因疾患がある場合には、疾患や状態などに合わせた治療を行います。消化器疾患でも消化器疾患以外でも必要に応じ連携している専門の医療機関をご紹介いたします。

Recommendation

食事摂取減少が続く方は当院までご相談ください

食事量の低下や体重減少でお悩みの場合は、様々な病気の早期発見のためにも消化器の総合クリニックである当院まで、お早めにご相談ください。



「新宿目白 胃・大腸内視鏡と肛門うえひら消化器クリニック」は、目白駅より徒歩3分。

消化器内科・胃腸内科と内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)の専門クリニックです。


消化器内科(胃腸科)


胃内視鏡検査(胃カメラ)


大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

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