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25/9/10

〔コラム〕大腸がんは早期発見で防げる病気です

大腸がんは、日本人にとって非常に身近ながんです。食生活の欧米化や高齢化に伴い、患者数は年々増えており、近年では男女共に罹患数で2位に位置するほど頻度が高く、がんによる死亡数では男性で2位、女性では1位になっています。

しかし、実は大腸がんは「早期に見つけて治療すれば、ほとんどが治せる」病気であることをご存じでしょうか。



ポリープの段階で見つけることが大切

大腸がんの多くは、最初は小さなポリープ(良性腫瘍)から始まります。ポリープのうちに切除すれば、がんになる前に防ぐことができます。

大腸カメラ(大腸内視鏡検査)は、大腸にできたポリープを発見し更にその場で取り除くことが可能ですので、大腸がんの予防に極めて有効です。



症状がなくても要注意

初期の大腸がんは自覚症状がほとんどありません。血便や便通異常などの症状が出るころには、すでに進行している場合もあります。そのため「症状がないから大丈夫」と思わず、定期的な検査がとても重要です。

大腸がんの一次検診である便潜血検査でも早期がんの50%で、進行がでは20-30%は検知されません。「便潜血検査で陽性になっていないから大丈夫」、という自己判断も大変危険です。



どんな方に大腸内視鏡検査をおすすめするか


・40歳を過ぎた方 

・家族に大腸がんの既往がある方 

・便潜血検査で陽性が出た方 

・便秘や下痢など便通異常が続いている方


こうした方は、特に早めの大腸内視鏡検査をお勧めします。



安心して大腸内視鏡検査を受けていただくために

当院では、鎮静剤や鎮痛剤を用いた「眠ってできる大腸内視鏡検査」を行っています。検査中の痛みや不安を最小限に抑え、リラックスして受けていただける環境を整えています。また、ポリープが見つかった際には、その場で切除することが可能です。検査後もストレッチャーに乗ったままご移動させていただき、リカバリースペースでゆっくりお休みいただけます。 


大腸がんはポリープの段階で切除していれば防げる、早期発見で治せる病気です。

年齢や家族歴などでリスクがある方は、ぜひ一度大腸カメラ(大腸内視鏡検査)を受けてみてください。当院が皆さまのおなかの健康をサポートいたします。




新宿目白 胃•大腸内視鏡と肛門

うえひら消化器クリニック 院長



当院の内視鏡検査の詳細はこちらから

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)

〔コラム〕大腸がんは早期発見で防げる病気です
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