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26/2/10
〔コラム〕胃・十二指腸潰瘍について
胃・十二指腸潰瘍とは、胃や十二指腸の粘膜が深く傷つき、えぐれた状態になる病気です。
胃炎よりも深い層まで傷が及ぶため、放置すると出血や穿孔(穴があく)など重い合併症を起こすことがあります。
胃潰瘍は中高年に多く、食後に痛みやすいのに対し、
十二指腸潰瘍は比較的若年層にも多く、空腹時や夜間に痛み、食後に軽快するケースが多い特徴があります。
主な症状
・みぞおちの痛みや不快感
・胃もたれ、胸やけ
・吐き気、食欲不振
・黒色便(タール便)
※症状がほとんど出ない場合もあります。
胃・十二指腸潰瘍の原因
最も多い原因はヘリコバクターピロリ菌への持続感染です。
そのほか、痛み止め(ロキソニンなど)、強いストレスや生活習慣の乱れ、喫煙、過度な飲酒なども潰瘍の原因になります。
検査と治療
診断には胃カメラ(胃内視鏡検査)が最も重要です。
潰瘍の有無や出血、胃がんとの鑑別を行い、必要に応じて生検検査を行います。出血をしていれば、その場で止血処置も可能です。
ピロリ菌が見つかった場合は、除菌治療を行うことで再発予防が可能です。
また長期のピロリ菌の持続感染による慢性的な炎症は、胃がんの発症や進行をさせてしまうリスクがあると言われています。
このような観点からも、除菌治療は非常に大切です。
放置しないでください
「そのうち治るだろう」と我慢してしまうと、突然の多量の出血による緊急内視鏡検査や、穿孔(穴が開くこと)による緊急手術が必要になることもあります。
当院では、鎮静剤と鎮痛剤を用いた苦痛の少ない胃内視鏡検査を、消化器内視鏡専門医が、丁寧な事前説明と検査後の結果説明とともに行っております。
必要に応じて当日治療方針の提示を行い、安心して検査を受けていただける体制を整えています。
胃・十二指腸潰瘍は、早期発見・適切な治療でしっかり治せる病気です。
気になる症状がある方は、是非当院までお気軽にご相談ください。
新宿目白 胃•大腸内視鏡と肛門
うえひら消化器クリニック 院長
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