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25/12/2
〔コラム〕突然の腹痛・下痢と下血の原因に多い"虚血性腸炎"とは
虚血性腸炎とは?
「急にお腹が痛くなり、そのあと下痢と血便が出た」という症状で来院された患者さんに多く見られるのが虚血性腸炎です。多くの方が便秘後にこのような症状で来院されます。
大腸に血液を送る血管が一時的に細くなり、腸の粘膜が酸素不足になることで炎症が起こる病気で、中高年の女性・便秘気味の方に多い傾向があります。
どんな症状が出る?
・左下腹部の突然の鈍い痛み
・鮮血や粘血が混じった血便
・下痢
・しぶり腹(便意があるのに出にくい)
虚血性腸炎の主な原因
最も多いのは便秘です。硬くなった便が腸壁を内側から圧迫し腸管の粘膜が血流が低下することで発症します。
その他、動脈硬化・脱水・血圧変動・利尿薬や便秘薬の乱用・ストレスも関係します。
検査方法
確定診断には大腸内視鏡検査(大腸カメラ)が最も有効です。炎症の範囲や出血の状態を直接確認できます。また大腸がんや炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病)、憩室出血などとの鑑別も可能です。
当院では、日本消化器内視鏡学会専門医である院長が鎮静下(眠った状態)で苦痛を最小限に抑えた大腸カメラ検査を行い、正確な診断が可能です。
治療と経過
多くの場合、飲食の一時中止・点滴治療・抗生剤などの保存的治療で数日〜1週間ほどで改善します。
重症例では入院が必要になることもあります。稀ですが、腸が壊死に陥り手術が必要になることもあります。
虚血性腸炎の再発予防
・便秘の改善(食物繊維・水分・運動)
・生活習慣病の管理(高血圧・糖尿病・脂質異常症)
・こまめな水分補給
当院では虚血性腸炎の診断から治療、その後の再発予防のための便秘の改善まで、徹底的に専門医が寄り添っていきます。再発予防には、排便コントロールが何よりも重要です。
突然の腹痛や血便は決して放置せず、早めに当院までご相談ください。
新宿目白 胃•大腸内視鏡と肛門
うえひら消化器クリニック 院長
当院の内視鏡検査の詳細はこちらから
疾患についてさらに詳く解説しています

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