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26/9/2

〔コラム〕大腸カメラで異常なし? 長引く下痢に隠れる「膠原線維性大腸炎」とは

「水のような下痢が何週間も続いている」

「夜中にも下痢でトイレに起きてしまう」

「大腸カメラを受けたけれど、異常なしと言われた」


このような場合、膠原線維性大腸炎(collagenous colitis:CC)という病気が隠れていることがあります。



膠原線維性大腸炎(CC)とは?


膠原線維性大腸炎は、顕微鏡的大腸炎(microscopic colitis)の一種です。主な症状は、血液を伴わない慢性的な水様性下痢です。


特徴的なのは、大腸カメラで観察しても粘膜がほぼ正常に見えることがあるという点です。そのため、通常の大腸カメラで「異常なし」と言われていても、膠原線維性大腸炎が完全に否定されているとは限りません。



診断には「生検」が重要です


膠原線維性大腸炎を診断するためには、大腸カメラで観察するだけではなく、大腸粘膜の一部を採取する生検(組織検査)が重要です。


採取した組織を顕微鏡で調べると、大腸粘膜の表面直下にある「膠原線維帯」が厚くなるなど、特徴的な変化が確認されます。


つまり、「大腸カメラで見た目に異常がない=大腸に病気がない」とは限らないのです。



胃薬や鎮痛薬などとの関連も


膠原線維性大腸炎の原因は完全には分かっていませんが、免疫反応や腸内環境、喫煙などのほか、一部の薬剤との関連も指摘されています。


胃酸を抑える薬(PPI)やNSAIDsと呼ばれる鎮痛薬などが関連する可能性があり、診断の際には現在服用している薬についても確認します。ただし、自己判断で薬を中止することはせず、必ず医師へご相談ください。



「過敏性腸症候群かな?」と思っている方も一度ご相談ください


慢性的な下痢は、過敏性腸症候群(IBS)でもみられます。しかし、次のような場合には、膠原線維性大腸炎を含め、ほかの病気が隠れていないか確認することが大切です。


    • 水のような下痢が何週間も続く

    • 夜間にも下痢で目が覚める

    • 急な便意が強い

    • 下痢の回数が多い

    • 体重が減ってきた

    • IBSの治療をしても改善しない

    • 大腸カメラで異常なしと言われたのに下痢が続いている




当院での大腸内視鏡検査


当院では、鎮静剤を使用した苦痛の少ない大腸内視鏡検査に対応しています。必要に応じて大腸粘膜の生検を行い、内視鏡で見ただけでは分かりにくい病気についても詳しく調べます。


長引く下痢や水様便でお困りの方は、お気軽にご相談ください。




 
新宿目白 胃•大腸内視鏡と肛門
うえひら消化器クリニック 院長




当院の内視鏡検査の詳細はこちらから

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)



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