top of page

目白駅より徒歩3分 東京都新宿区 下落合3丁目

Column

便潜血検査では不十分? 大腸がんの発見に大腸カメラが大切な理由

4 日前
読了時間: 4分

更新日:14 時間前

大腸内視鏡検査のイメージ

「毎年、便潜血検査が陰性だから大腸カメラは受けなくても大丈夫」と思っていませんか?



便潜血検査は、大腸がん検診として非常に重要な検査です。しかし、便潜血検査が陰性だからといって、大腸がんや大腸ポリープがないとは言い切れません。

大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を検討されている方に、便潜血検査と大腸カメラの違いをわかりやすく解説します。




便潜血検査は「大腸がんそのもの」を調べる検査ではありません


便潜血検査は、便の中に目に見えない血液が混じっているかを調べる検査です。大腸がんや大腸ポリープそのものを直接確認する検査ではありません。


そのため、大腸に病変があっても、採便したタイミングで出血していなければ陰性となることがあります。特に早期の大腸がんでは、便潜血検査で陽性にならないケースもあります。報告によって感度には幅がありますが、早期大腸がんでは約50%程度との報告もあります。


つまり、「便潜血陰性=大腸に異常がない」という意味ではありません。




大腸ポリープは便潜血検査では見つからないことがあります


大腸がんの多くは、大腸ポリープ(腺腫)などの病変を経て発生すると考えられています。しかし、小さな大腸ポリープは出血しないことも多く、便潜血検査だけでは発見できない場合があります。


大腸内視鏡検査(大腸カメラ)では、時には光の波長を変えながら大腸の粘膜を直接観察するため、大腸がんだけでなく大腸ポリープも発見できます。また、検査中に切除可能なポリープが見つかった場合には、その場で日帰り切除できることが多くあります。


大腸カメラは「大腸がんを早期発見する」だけでなく、「将来がんになる可能性のあるポリープを発見し、適切に治療する」という役割も持っています。




便潜血検査と大腸カメラ、どちらを受ければよい?


便潜血検査は、身体への負担が少なく、多くの方を対象に行える優れた大腸がん検診です。40歳以上の方には、原則として年1回の便潜血検査による大腸がん検診が推奨されています。

そして、便潜血検査が1回でも陽性になった場合には、放置せず、大腸内視鏡検査などの精密検査を受けることが重要です。


一方、大腸カメラは大腸の中を直接観察できるため、便潜血検査では捉えにくい大腸ポリープや早期大腸がんの発見につながります。「便潜血検査か大腸カメラか」という二者択一ではなく、それぞれの役割を理解して適切に受けることが大切です。



便潜血検査が陰性でも、こんな方は大腸カメラをご相談ください


・血便が出たことがある

・便が細くなった、便秘や下痢など便通が変化した

・過去に大腸ポリープを指摘・切除されたことがある

・これまで大腸内視鏡検査を受けたことがない

・ご家族に大腸がんになった方がいる

・40歳を過ぎ、大腸の状態が気になっている

・便潜血検査は陰性だが、腹部症状や便通の変化が気になる


大腸内視鏡検査を受ける適切なタイミングや間隔は、年齢、症状、家族歴、過去のポリープの有無・数・大きさなどによって異なります。気になる方は当院までお気軽にご相談ください。




「症状がない」「便潜血陰性」でも安心しすぎないことが大切です


早期の大腸がんでは、ほとんど症状がないことも珍しくありません。また、便潜血検査が陰性でも、大腸がんや大腸ポリープが隠れている可能性があります。

大切なのは、「便潜血が陰性だったから大丈夫」と考えるのではなく、ご自身の年齢や症状、これまでの検査歴などに応じて適切な検査を受けることです。


大腸がんは早期発見が非常に重要です。大腸内視鏡検査には、大腸がんを早期に発見するだけでなく、前がん病変である大腸ポリープを発見し、適切に治療できるという大きなメリットがあります。




目白で苦痛の少ない大腸カメラをご希望の方へ


新宿目白 胃・大腸内視鏡と肛門 うえひら消化器クリニックでは、鎮静剤・鎮痛剤を使用した苦痛の少ない大腸内視鏡検査(大腸カメラ)を行っています。検査中に切除可能な大腸ポリープが見つかった場合には、日帰りでのポリープ切除にも対応しています。


便潜血検査が陽性だった方はもちろん、便潜血検査が陰性でも「一度きちんと大腸を調べてみたい」「自分は大腸カメラを受けた方がよいのかわからない」という方もご相談ください。


目白駅周辺をはじめ、下落合・高田馬場・池袋・新宿エリアから大腸カメラをご検討の方にも受診いただきやすいクリニックを目指しています。是非一度、ご相談にいらしてください。



新宿目白 胃•大腸内視鏡と肛門

うえひら消化器クリニック 院長




※便潜血検査の感度は、検査方法、病変の部位・大きさ・進行度などにより異なります。本稿では特定の数値を絶対的なものとしてではなく、便潜血検査には偽陰性があり得ることを説明する趣旨で記載しています。


参考情報

・大腸癌研究会:大腸癌治療ガイドライン等



関連ページ

当院の内視鏡検査の詳細はこちらから

>大腸内視鏡検査(大腸カメラ)


>便潜血陽性



bottom of page