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Column

胃カメラで異常がないのに胃もたれや便秘が続く…それは更年期障害かもしれません

6月9日
読了時間: 3分

更新日:3 日前

更年期

「胃カメラを受けたけれど異常はなかった」「最近、胃がもたれる」「お腹が張る」「便秘や下痢を繰り返している」そんな症状でお悩みではありませんか?


実は40代後半から50代の女性では、更年期障害が原因となって胃腸症状が現れることがあります。今回は、更年期障害と胃腸症状の関係について解説します。 




更年期障害で胃腸症状が起こることをご存じですか?


更年期とは閉経前後約10年間(一般的には45~55歳頃)を指します。

この時期になると女性ホルモン(エストロゲン)が急激に減少し、自律神経のバランスが乱れやすくなります。更年期障害というと、ホットフラッシュ、発汗、のぼせ、イライラ、不眠などが有名ですが、実は胃や腸にも大きな影響を与えます。 



大腸内視鏡検査のイメージ


更年期に多い胃腸症状

胃の症状
  • 胃もたれ

  • 胃痛

  • 胸やけ

  • 吐き気

  • 食欲不振

  • みぞおちの不快感


腸の症状
  • 便秘

  • 下痢

  • お腹の張り

  • ガスが多い

  • 腹痛


当院でも「胃カメラでは異常がないと言われた」「大腸カメラも問題なかった」という患者様が、更年期障害の治療によって改善するケースを経験します。




なぜ更年期で胃腸症状が起こるのでしょうか? 


女性ホルモンは胃や腸の動き、自律神経の働きに深く関係しています。

更年期になると、胃の動きが低下する、胃酸分泌のバランスが変化する、腸の動きが不安定になる、ストレスに敏感になるといった変化が起こります。

その結果、「検査では異常がないのに胃の調子が悪い」という状態が続いてしまうのです。

これは機能性ディスペプシア(FD)や過敏性腸症候群(IBS)に似た状態とも考えられています。



 

まずは胃がんや大腸がんを除外することが大切です



ただし、胃もたれや便秘をすべて更年期のせいにしてはいけません。同じような症状の中には、胃がん、大腸がん、胃潰瘍、ピロリ菌感染、炎症性腸疾患などが隠れていることがあります。特に40歳を過ぎて症状が続く場合には、一度胃カメラや大腸カメラを受けることをおすすめします。




更年期による胃腸症状の治療


症状に応じて、胃薬(PPI・タケキャブ)、整腸剤、便秘治療薬、漢方薬などを使用します。更年期障害に伴う自律神経の乱れが背景にある場合には、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、当帰芍薬散などの漢方薬が有効なこともあります。



当院では保険診療でプラセンタ注射(メルスモン)を行っています 

更年期障害の治療として、当院では保険適用でプラセンタ注射(メルスモン)を行っています。


プラセンタ注射は更年期障害に対して厚生労働省に承認されている治療です。期待できる効果として、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗、倦怠感、不眠、イライラなどがあります。

さらに、自律神経が安定することで、胃もたれ、食欲不振、吐き気、便秘、下痢といった胃腸症状の改善につながることも少なくありません。

 


プラセンタ注射は保険適用です 

45歳~59歳の更年期障害の患者様は保険診療で受けることができます。



費用の目安(3割負担)

 初診:約1,110円 再診:約570円 




胃腸症状と更年期症状をまとめて相談できます 


当院は消化器内視鏡専門のクリニックです。

胃カメラや大腸カメラによる検査を行いながら、更年期による胃腸症状、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、プラセンタ治療まで一貫して対応しています。


「胃の調子が悪いけれど検査では異常がない」「更年期と胃腸症状の両方が気になる」という方は、ぜひ一度当院までお気軽にご相談ください。




新宿目白 胃•大腸内視鏡と肛門

うえひら消化器クリニック 院長



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